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その1 えっ?そんなの聞いてないよー
その2 イメージトレーニング
その3 与那国海底遺跡
その1 えっ? そんなの聞いてないよー
というわけでお正月明け早々、日本の最西端の島、与那国島に行ってきました。
羽田空港から約三時間半、途中石垣島でRACに乗り継ぎ、さらに20分。ようやく与那国空港に到着したのはお昼ごろ。
空港に着くと、地元のダイビングショップFrom Westのスタッフが車で迎えに来ていました。ショップは空港から車で10分ほどのところにある久部良の集落にあって、日によっては海を隔てて100キロほどの彼方に浮かぶ台湾が見えるといいます。
さて出迎えてくれたのは、今回キョーコの講習を担当するインストラクターの上田さん。
期待と緊張で内心ドキドキしつつ、From Westに向かいました。
今回の目的は与那国海底遺跡にじかに触ること。そのためにはまずダイビングのCカードといわれるものを取得しなければいけないんだそうです。Cカードにもいくつか種類があって、今回キョーコが取ろうとしているのはオープンウォーターというクラス。これを取ると、ようやくダイバーの仲間入りという、いわば入門編みたいなやつかな。
講習の内容は学科と実技のふたつ。最終日にはいちおう学科の試験があるんだって。ちょっとこれは計算外だった。まさか与那国まで来て勉強するとは思わなかった。ちなみに講習で来ているのはわたしひとり。お客で来ているほとんどのダイバーがダイビング本数100本以上のベテラン勢、四桁台(!)のダイバーも数人いるというレベルの高さ。
そんなわけで、この日の午後は軽く学科の講義を聴いて、翌日からさっそく実技が始まりました。
ウェットスーツに着替え、ショップから1分ほどの近場のビーチに到着すると、まずはフィンとシュノーケルの使い方の練習。
最初は水に入るのがすっごく怖かった。
プールでも25メートル泳ぐのがやっとだし、海なんて毎年夏休みに波打ちぎわで遊ぶだけだもん。
マスクをつけると、なんだか息苦しい。
ダイビング用のマスクは鼻までぴったりと覆うようになっているので、当然ながら口で呼吸しなくちゃならないんだけど、なんせそういう呼吸に慣れてないから、なんだか窒息しそうな気がしてくる。
胸のあたりまでの深さの所に来ると、インストラクターの上田さんが頭まで水に浸かってみろと言う。
ひえ〜と思いつつ、おそるおそる顔を水につける。
どきどき・・・。
耳まで水がきたとたん、半分パニックになってあわてて顔をあげちゃった。
これには自分でもびっくり。耳に水が入るのが予想以上に怖いんだよね。理屈ぬきにとにかく怖い!
おまけにその日は曇っていたうえに風が強くて水も冷たかった。
寒いよー怖いよーと思いつつ、午前中の講習はなんとか終了。
・・・ああ、前途多難。
それにしても・・・ここに来てからはじめて知ったんだけど、与那国でCカードを取る人間はかなり貴重な存在なんだそうです。理由は簡単。与那国の海は潮の流れがあったりして、どちらかというと上級者向けの海だからだって。どうりで講習で来たって言うたびに、他のダイバーたちがびっくりしていたわけだぁ。自分の無知と無謀さをあらためて実感しつつも、すでにあとの祭り。
思わずインストラクターの上田さんに、わたし本当に遺跡に潜れるようになります? と聞いたら、
「もちろん、なります」
という力強い答え。
さすがインストラクター! けっして生徒にプレッシャーをかけない。
それに「神々の指紋」や「神々の世界」などの著者グラハムハンコックも与那国海底遺跡を自分の目で確かめるために、ここ与那国島でCカードを取っているんだって、お客のダイバーのひとりが教えてくれた。
「キョーコさん、グラハムハンコックみたいじゃない。それに、ここでCカード取ったら、よそに行った時すごく楽に感じるから」
・・・そうか。そう考えればいいのか・・・。まあ、グラハムハンコックのほうは一緒にされちゃ迷惑かもしれないけど・・・。
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