HOMEプライベート☆ルーム時代を切り開け

2 破壊と創造 双子の提示するふたつの未来  05.8/24 初稿




 このところの政界の動きや先日の宮城県沖地震など、なんとなく世の中全体に不穏な空気が流れているような気がすると何人かの方から聞いた。そりゃ暑さのせいじゃないのって言ったら怒られそうになったけど、人間も生き物だものね。本能的にそうした気配をキャッチしているのかもしれないよね。
 
 コンサルティングでは顧客の会社や人生の将来がかかっているので、「未来」をどう捉えるかっていうのが重要なポイントになってくる。
 運命論的に未来は最初から決まっていると考えたら、話はそこで終わりになってしまうけど、実際は未来なんて幾千とおりもの可能性があるんだよね。それなのに無数の可能性の中から、最終的にひとつの結果を選んでしまうのはなぜだろう?
 
 それは現時点での物理的な状況もあるけど、いちばん大きいのは当人の気持ちの持ちかたなんだよね。だめかもしれないと思っていたら、本当にだめになってしまったという経験をしたことはない? 逆に不安材料は山積みなのに、運まで味方につけて状況を一変してしまうひともいる。不安にかられているときっていうのは視野が狭くなっているし、すべての出来事をマイナスに結びつける傾向があるんだよね。ちょうど水色のサングラスをかけて景色をみると、全体が水色がかって見えるのと似ているよね。
 
 現時点でネガティブな未来予測をベースに物事をみるか、状況を客観的に分析しつつも、望む未来のビジョンが実現されるのを信じて行動するかによって、結果は大きく変わってくる。ただし表面的にうまくいくと思いながら、心の底ではだめかもしれない・・・と思っていたんじゃ状況を変える力はない。
 
 人生のシナリオは潜在意識がつくる。
 だからこの潜在意識とどう向き合うかによって、未来はまったく違ってくるんだよね。
 どういう結果を手に入れたいのか?
 こういったスタンスで経営コンサルティングをしてゆくと状況が変わる。
 
 ところがある程度のビジョンを描けて、それを体感することができるのに、状況が動かない場合がある。それは当人の潜在意識のなかに、現実を変えたくない抵抗勢力がいっぱいあるからなんだよね。具体的にいうと、既成概念の枠を超えることへの恐れや無理にきまっているという、自分自身に対する根拠のない決め付けや固定観念などがそう。この自分の中の固定観念っていうか、抵抗勢力が現実化して、会社をとりまく外部環境や内部のさまざまな抵抗勢力を作る。
 つまり長年慣れ親しんできた考え方の癖が、慢性疾患のように現状を悪化させているんだよね。古い生産ラインでは時代の変化についてゆけなくなって、いろいろ問題が噴出している状況だと考えてくれればいいかも。
 
 じゃあどうするか?
 
 いま抱えているテーマと向き合うこと。
 慣れ親しんだラインは心地いいけど、現状には合わない。
 まず自分の考え方の癖を把握すること。そのうえで固定観念や思い込みを全否定するのではなく、その存在を認めて、感謝をもって評価すべきことは評価することなんだよね。短所と長所は裏表っていうでしょ。短所を全否定すれば、長所も消える。逆に短所と思える部分が自分の中に存在するのを認めてあげれば、短所はよりクリエイティブな長所へと進化する。
 
 トラブルが起きた時っていうのはチャンスなんだよね。自分の中のテーマときっちり向き合うことで、そのひとは経営者としても人間としてもひと回り成長できる。内面の変化はそのまま現実の変化に繋がる。結果、傾きかけていた会社が軌道にのって動き出す。
 
 社会全体をひとりの人間と考えるなら、双子の話もこれと同じ。
 時代の深層を流れる根底の意志の正体は、日本人の無意識(潜在意識)の集合体なんだよね。あえていま双子がテーマとして浮上しているってことは、向き合えってことなんだよね。これまで人間は長い歴史の中で対立を繰り返してきたよね。でも今までのやり方では、双子のテーマをクリアできていないんだよね。
 だから歴史は繰り返すという言葉どおり、さまざまな形で何度も同じテーマが浮上する。そしていま重要な転換期にきているからこそ、再チャレンジしろと、深層の意志である日本人の集合潜在意識が双子というキーワードを提示しているんだよね。
 
 二つの勢力が対立するとき、力で一方の勢力を破壊すれば、全体として創造力を失い、結果的に自らの首をしめることになる。
 政治家はもとより、わたしたちひとりひとりが、職場や家庭で、自分の中にあるテーマと向きあう事が、さまざまな外部環境に有形無形の影響力をあたえてゆく。やがてそれは時代を作る深層の大きなうねりとなって、政治や国際問題をも飲み込んでゆく力になる。
 
 ちなみに17の次は18。これは八幡神の象徴。その意味するところは調和・創造・勝利そして破壊。つまり17で真摯に自分と向き合って膿を出しきることができれば、18は調和の姿をとって現れる。政治でいうなら私利私欲ではなく、本気でこの国を守ろうとする意思があるなら、激動の形をとりながらも最終的には調和へと向かうだろう。もしも今ここでその体制を作ることができなければ、この先に次々と押し寄せてくる状況の変化に耐えきれない。
 
 すくなくとも人類はこれまで、このテーマでは負け続けてきた。負け癖じゃないけど、すぐに対立勢力の除去やネガティブの隠蔽に走りたがる。これが歴史を繰り返すといわれてきた所以だし、こういうときは人の恐怖を食い漁って肥え太る勢力が暗躍する。
 
 でも過去のマイナスなシンクロニティにおびえることなんかない。双子というキーワードでせっかく提示された課題なんだから、そんなものは乗り越えればいい。
 日本人なら、誰もがそれだけの力をもっているはずなんだから。

 文責 キョーコ

 ※ 「2 破壊と創造」は アセンション 1 双子の封印 と二部構成になっています。「1 双子の封印」には弁天さんの詳しい説明があるので合わせて読むことをおすすめします。

 ※ この原稿はH17.8/24、「現役雑誌記者による、ブログ調査分析報道」さんに寄稿掲載されたものです。

 時代を切り開け 戻る     HOMEトップに戻る