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その3 与那国海底遺跡 1/19/2002
いよいよ今日は遺跡ポイントに潜ります。
天気はあいかわらず快晴!
すでにダイビングの面白さを感じはじめているキョーコとしてはワクワクドキドキ!
今日一緒に潜るのはわたしを含めて8人、それにガイドとアシストがつくので合計10人になります。
遺跡ポイントは最大でも水深17メートル、遺跡の上のほうはわずか水深4メートルほどしかありません。ただ流れが強くなるときがあるので要注意らしいんだけど、この日は思ったより流れが弱かったので初心者のわたしにはラッキーだったかな。
ところで、みなさんは与那国海底遺跡をご存じでしょうか?
与那国島沖の海底に古代ローマの都市を彷彿させるような地形があり、氷河性海面変動によって一万年以上も前に水没したのではないかと言われています。これが遺跡なのかそれとも自然の造詣によって作り出されたものなのかは、今現在確定されていません。これに関しては琉球大学の木村教授らが10年以上も精力的に調査を続けています。
わたしが遺跡に興味をもったのは、木村教授の書いた「海底宮殿」という本を読んだのがきっかけでした。
もともと日本列島、琉球列島は陸橋によって大陸とつながっていたといいます。それがおよそ1万2000年ほど前の地殻変動により陸橋が沈み琉球列島の大半が水没して現在の地形になったといわれています。もしそうであれば、与那国島沖の遺跡が本物の遺跡であったとしても不思議ではないのかもしれませんよね。
さて、いよいよ遺跡ポイントにエントリー。
ドボンと海中に飛び込み、ゆっくりと潜行してゆきます。沈むのに時間がかかるのは、初心者ということで許してもらいましょう(笑)。
海底で他のダイバーたちと合流すると、ガイドの田島さんのオーケーをもらい遺跡に近づきます。
最初に目の前に現われたのは城門と言われるポイント。高さ160センチ、幅80センチ、奥行き3メートルほどのトンネルは巨石が積み重なっていて、なんとも不思議な気がしました。ここを抜けると向こう側にでられるらしいけど、さすがにそんな無謀なことはさせてくれません(笑)。壁に沿って浮上していくと、まもなく二枚の巨石が合わさっている二枚岩のポイント。
上を見上げると、遺跡のいちばん浅い部分に波が押し寄せるたびに、海面が暗くなるのが見えました。そして波が引くと、ぱぁーと明るくなる。
しばしその光景に見とれていると、田島さんがふたたび移動を始めた様子。
みんなのあとについていくと、次に現われたのはメインテラスと呼ばれる広場。そしてループ階段の上をゆらゆらと泳ぎ、水路や柱穴と呼ばれる丸い穴を眺め、亀のレリーフや拝所と呼ばれる深さ3メートルほどの大きな窪みを見ました。
どれをとってもそうなんだけど、全体的に石の形が、まるで切り出されたかのように四角いのがすごく印象的だった。
それから波動。
触ったり、手をかざしたりしてみたけど、遺跡から感じる波動はピラミッドのもつ波動に似てる気がしてしょうがない。
というわけで、わたしには自然物というより、やはり遺跡であるように思えました。
そうそう、遺跡を見てからエキジットポイントに向かう途中、本物の亀に会いました。こっちに向かって泳いでくるのを呆然と眺めていると、本当に目と鼻のさき20センチくらいのところまできて、すっと進路転換して、あっという間に泳いでいってしまったけど、もう感激!
その時は気づかなかったけど、あとで聞いたらわたしのところに来るようにみんなで亀を誘導してくれたんだって。
もう感謝です!
亀には迷惑だったかもしれないけど(苦笑)。
というわけで念願の遺跡に触り、Cカードも取得して無事帰ってきました。
今回すごく感じたのは、ダイビングって想像以上に自然の懐に入り込めるんだってことでした。海中で何もせず漂っている瞬間って、ちょうど瞑想してるときの感覚にすごく似ているなあと思います。
瞑想をはじめたばかりの時はいろいろ雑念が浮かんだり、なかなかうまくできないよね。ところが海の中では、瞑想中の心地よい浮遊感覚をすごく簡単に体験できるんだよね。
仲よくなったベテランダイバーのひとりが言っていたけど、海の中で漂っている時って地球と繋がっているような気がするって。その気持ちよくわかります。
これまで祈りや瞑想を実践してきたひとならなおのこと、海と一体になる感覚を知ることによって、祈りあるいは瞑想の感覚が深くなること間違いなしです。
それにしても、講習の最初の頃は何度挫折しかけたことか(笑)。
まだまだ自分も捨てたもんじゃないと思ったキョーコでした☆
お世話になったFrom Westの田島さんをはじめとしたスタッフのみなさん、一緒に遊んでくれた根岸さん、宇田川さん、ふるしげさん、ありがとうございました。そして、できの悪い生徒だったわたしを根気強くサポートしてくれたインストラクターの上田さん、ほんとにほんとにありがとうございました。